‖第一部‖能登会議‖ 能登半島、七尾市にあるVilla della paceの平田明珠シェフは地震で大きな被害を受けながら、いち早く避難所での炊き出しをスタートし奮闘し続けてきました。彼が今回の地震で何を考え実行してきたのか、そして能登の未来をどう描いているのか、横浜編とは違った角度から聞きたいと思います。
1986年、東京都生まれ。大学卒業後に料理の道へ進む。都内のイタリア料理店勤務の後、食材を探しに訪れた能登半島に惹かれ2016年に七尾市に移住、レストラン「Villa della pace」をオープン。2020年、七尾市中島町の塩津海水浴場跡地へ移転、宿泊施設を併設したオーベルジュとしてリニューアルオープン。 ミシュランガイド北陸2021特別版において、一つ星、ミシュラングリーンスターを獲得。
1975年生。東京都出身。 薬物依存症のシンクタンク勤務を経て、2003年夏にオーガニックベースを、2007年春にベースカフェ(現在の食堂ヒトト)、2019年にオーガニック直売所タネトを立ち上げる。2013年には長崎・雲仙に移り住み、以来「種を蒔くデザイン展」「種と旅と」「THA BLUE HARVEST」「雲仙たねの学校」など、ライフワークとして様々な企画を手がけている。 タネト|種と旅と
TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO 1976年生まれ。デザイナー。2002年に自身のスタジオを設立。大阪(日本)の他、2020年にArles(フランス)にスタジオとショールームを構える。現在は日本、フランス、オランダ、デンマーク、台湾を拠点に国やジャンルの境界を越えたプロジェクトを手がける。主なプロジェクト:1616/arita japan、2016/、OFFECCT、Kvadrat、Skagerak、THREE、FIVEISM x THREE、Mame Kurogouchi、等。 作品所蔵:フランス国立造形芸術センター(CNAP)、Stedelijk Museum Amsterdam(アムステルダム現代美術館)等。
原田祐馬
1979年大阪生まれ。京都精華大学芸術学部デザイン学科建築専攻卒業。UMA/design farm代表。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。著書に『One Day Esquisse:考える「視点」がみつかるデザインの教室』。
今井義浩monk
1982年茨城県生まれ。 エンボカ京都シェフを経て、料理写真集“CIRCLE”を出版。 その後フリーランスの料理人として旅をしながら料理を作る。 2015年末、京都にて自店 “monk” をオープン。 2021年、Phaidon社より“monk: Light and Shadow on the Philosopher’s Path”を出版。