音楽との出会いが、人生を変えることがある
harukaさんの音楽に触れるとき、私はなぜか、いつも死を思う
死を思い、生の喜びを決意する
harukaさんとENSEMBLEの音楽
光になり水になり、聴く者を生きかえらせる
死と再生
それは、溢れるような 愛の讃歌
やさしく、うつくしく、そしてharukaさんたちの音楽は つよい
もう一つの出会い
ふくしまの友たちとの出会いは、震災後の「FOR座REST」に始まった。
そうして出会ったふくしまの友人達は、
私達の東京の店を福島に移してほしいと、途方もないことを言い出した。
今や長崎の雲仙に暮らしている私達に。
誰もが不可能と思うその提案は
ほんとうに実現し、日々ますます輝いている
「あんなにあたたかい町と人たち」
初めて演奏のため、その食堂に訪れたとき、ふくしまをharukaさんはそう言われた
そう、この町は特別なのだ
降り立つたび、あたたかな何かが私達を包む。
それが、この町に生きる人達が放つ何かなのか、草木や石や川が放つのか、両方なのか。
傷ついたはずの ふくしまは、あたたかく、かくも美しい。
harukaさんのPIANO ENSEMBLEは 2017.7.21の東京公演をもって解散する
4年変化し続けたENSEMBLEの軌跡は、
人びとを、どれだけ勇気づけ、微笑ませてきたのだろう
でもそれも、終演を迎えようとしている
終わりを迎えるその前に、6.11
harukaさんとEMSEMBLEの皆さんは、友のために、音楽を奏でる
ここ ふくしまで ふくしまのために 祈りをこめて
ふくしまと音楽を愛する人に幸あれ