「縄文号とパクール号の航海」は、
人類が初めて日本に
到達したとされる海路を
太古の人と同じように
人力のみで再現するという
一見途方もない
計画のドキュメンタリーです。
日本人とインドネシア人クルー達が
国籍・年齢・宗教観を超え、
怒り・喜び・悲しみを分かち合いながら
共に進むこの映画には
今の日本が抱えている問題に対する、
沢山のヒントが隠されています。
1人でも多くの方に、
この映画を観て頂けると幸いです。
期間│2015年8月6日(木)~8月25日(火)
会場│食堂ヒトト
25日以外の火曜は定休日、10(月)~13(木)はお盆休み。
上記以外の水曜は、12時~17時まで展示のみ営業。
日時│2015年8月25日(火)
料金│各2,000円(ワンドリンク付)予約優先
会場│食堂ヒトト特設会場
予約│
・Tel. 0422-46-0337 ヒトトまで
(受付は木-月曜、10:00-22:00)
・Mail. hitoto@organic-base.com
件名を「上映会参加希望」として、
お名前、人数を明記の上、お申込みください。
第1回│上映時間│11:00~13:00
トーク│水本博之(本作監督)×佐藤洋平(クルー)
第2回│上映時間│14:00~16:00
トーク│水本博之(本作監督)×佐藤洋平(クルー)満席御礼
第3回│上映時間│19:00~21:00
トーク│水本博之(本作監督)×佐藤洋平(クルー)×関野吉晴(本作制作・企画・出演)満席御礼
今回は若者とインドネシア人漁師と手作りカヌーで大海原に挑戦。 星を頼りに航海する、グレートジャーニー関野吉晴さんたちの姿に手に汗握り、最後は拍手を送り、脱帽した。
関野さんは、読書しているような目で冒険をやってくれる。 今度の旅は、海と人間に聴診器をあてているような顔だった。
とっても不思議な映画です。 3.11の震災をはさんで、冒険の記録ではなく、命のつながりの深淵へと入っていきます。 人間の意識は大自然と響きあっているのかなあ。 関野吉晴さんが始めた航海の意味が…3年を経てやっと明らかにされました。 ぜひ、若い人たちに観てほしいです。
我々は地球という太古の昔から変わらない舟に乗り合わせていて、そこからすべてを授かり、生かされている。 喜怒哀楽の波に揺られながら。縄文号とパクール号はまさに小さな地球。そこで暮らす意味を我々に問いかけてくれる。
関野さんは遊びの天才だ。手造りの丸木舟で、インドネシアの漁民の人たちと、はるばる日本まで航海するなんて少年の夢そのもの。 俺もこんなことをしてみたい!…と、羨ましすぎて、平常心で観ていられなかった。
二艇が石垣島を前にしたとき、私はぞわぞわと感動し、泣きたくなった。作業効率も、航海の効率もめちゃくちゃ悪い。しかし、この旅に「効率」は意味をなさない。「馬鹿げたことを通して見えてくるものがある」という関野吉晴が見たものとは?ズルのないドでかい旅を見てほしい。
もともと古代人の航海についての興味で見たけれど、見終わったら関野氏が実践する超理想的な全人教育を、僕も一生徒として疑似体験させてもらったような…そんな映画でした。