種音
「種と蒔くデザイン展2021」に続き、
岩崎さんの畑から得るインスピレーションから
haruka nakamuraさんが即興曲を演奏し、
その様子を一つの映像作品としてアーカイブします。
雲仙で40年にわたり80種におよぶ
在来種の野菜を守り継いでいる岩崎政利さん。
種を蒔き、実になり、花が咲いて、種を採る。
人が栽培作物を育て始めた古来から
変わらない営みが守られている畑です。
haruka nakamuraさんが
岩崎さんの畑に実際に訪れ曲想をイメージし作曲。
撮影・編集は若手写真家の栗田萌瑛さん。
生まれた曲そのものが
次の世代へと残していく「種を蒔く音楽」です。
映像作品・公開は後日
完成後、haruka nakamuraと
種を蒔くデザイン展のWEBサイトでそれぞれ配信します。
ここで生まれる音楽が
それぞれの心の中の種となり、
いつの日か、力強く芽吹くことを心から願います。
タネト奥津爾
- 音楽
- haruka nakamura
- 景色
- 岩崎政利さんの畑
- 撮影
- 栗田萌瑛
- 企画
- 奥津爾
haruka nakamura
音楽家/青森出身。最新作は初のミュート・ピアノソロアルバム「スティルライフ」。ソロ名義の他、様々なユニットで多数オリジナルアルバムを発表。東京・カテドラル聖マリア大聖堂、広島・世界平和記念聖堂、野崎島・野首天主堂を始めとする、多くの重要文化財にて演奏会を開催。近年は、杉本博司「江之浦測候所」のオープニング特別映像、国立新美術館「カルティエ時の結晶」安藤忠雄「次世代へ告ぐ」などの音楽を担当。京都・清水寺成就院よりピアノ演奏をライブ配信。東京スカイツリー、池袋サンシャインなどのプラネタリウム劇伴音楽を担当。(ナレーションは池松壮亮)早稲田大学交響楽団と大隈記念講堂にて自作曲でオーケストラ共演。
Nujabesをはじめとする多くのアーティストとのコラボレーションを行い、翻訳家・柴田元幸との朗読セッション(ライブアルバムを発表)や、画家ミロコマチコとのライブペインティング・シリーズも敢行中。evam evaとのアルバム「星ひとつのぼりて」、BEAU PAYSAGEとの限定500本ワイン「ラ・モンターニュ」、牛窓・御茶屋跡との「風の歌」などコラボレーション作品を多数制作。MV作品においては川内倫子や、奥山由之などの写真家や、本人が担当。CM音楽ではカロリーメイト、ポカリスエット、AC公共広告機構、CITIZENなどを手掛ける。