安齋伸也│コンテンポラリーな農家/たべるとくらしの研究所
あんざい果樹園の四代目。東日本大震災後札幌に移住し、札幌市内で「たべるとくらしの研究所」を開設。3.11以降の食と暮らしについてを足下から見直し、日常生活をよりよい未来へとシフトさせていくことを日々考え続けている。
http://www.taberutokurashi.com/
日 時│4/28(日) 18:30-21:00
会 場│キチム
入場料│3,000円(+要1ドリンクオーダー)
定 員│100名(先着順)
四代続いた福島の果樹園を震災後に離れ、現在は札幌で3.11以降の食と暮らしを足元から見つめ直す活動をされている安齋伸也さん。地元野菜を主役とした料理で数多くの人に熱烈に愛され続ける人気店「のらぼう」を営む料理人、明峯牧夫さん。食と農に深いレベルで関わり続ける稀有なゲストをお迎えして、奥津典子(マクロビオティック料理研究家/オーガニックベース)と奥津爾(オーガニックベース代表/ベースカフェオーナー)が、食のこと、種のこと、子どもたちや未来のこと・・・様々なお話を伺うトークショー。
福島で果樹農家とカフェを営んでいた安斎伸也さんは、東日本大震災後、家族の命の安全を求めて札幌へと移住されました。かつての暮らしがすべて失われた中、畑を開墾しながら「たべるとくらしの研究所」を発足。「安全が保障された食や生活が困難な現実を認めつつ、“たべる”と“くらし”をどう作っていくか」を共に見つめる場として提供しています。明峯牧夫さんは、農ある環境に生まれ、自家菜園の野菜を食べて育った料理人。「自分に近い環境をできるだけ多くの人にも提供できたら」と、毎朝自分の足で地元の畑を回って旬の地野菜を仕入れ、それを主役とした料理を出す、という料理店を営んでいます。実は店名の「のらぼう」も、明峯さんの地元・東京西部に伝わる古来種野菜の名前。「とにかく野菜を触っているのが好き」という明峯さんが作るおいしい料理と居心地の良いお店は、たくさんの人々から熱烈に愛され続けています。
失われつつある日本の自然な食と暮らしを、現代の日常の中でどのように継承し、紡ぎ、次の世代へと繋いでいくことができるのか。めったに聞けないお話、そして豊かな経験と智恵に直接触れられる、貴重なチャンス。たくさんの方々のご参加をお待ちしております!
あんざい果樹園の四代目。東日本大震災後札幌に移住し、札幌市内で「たべるとくらしの研究所」を開設。3.11以降の食と暮らしについてを足下から見直し、日常生活をよりよい未来へとシフトさせていくことを日々考え続けている。
http://www.taberutokurashi.com/
東京・八王子の料理店「遊」で9年間修行ののち2002年に独立、西荻窪に「たべごと屋 のらぼう」をオープン。地元の野菜を中心に、その日手に入った新鮮な旬の食材でメニューを考え、素材を大切に料理を作っています。
https://twitter.com/nora_bo
長崎県出身。学習院大学経済学部に在学中の頃より国際的なマクロビオティックの指導者である久司道夫氏に師事。久司道夫氏の秘書、ボストンにある久司財団の教育機関(Kushi Institute Internatioal)より認定講師ライセンス取得後、夫・奥津爾とともに東京都吉祥寺にオーガニックベースを立ち上げる。
著書『マクロビオティック おいしく元気になるお買いもの』(技術評論社)『マクロビオティックの子どもごはん』(ソフトバンククリエイティブ)『野菜だけでおいしい マクロビオティックのスープ』(アスペクト)『organic base 朝昼夜のマクロビオティックレシピ』(河出書房新社)『オーガニックベース マクロビオティックと暮らす』(ビジネス社)
監修『マクロビオティック、はじめました』(アスペクト)
http://www.organic-base.com
東京都出身。学習院大学経済学部卒業後、薬物依存症のシンクタンク勤務を経て、2003年夏にマクロビオティックのスクール運営・企画・研究を行う「オーガニックベース」を、2007年春にマクロビオティックのカフェ「ベースカフェ」を立ち上げる。「真面目に楽しく」をモットーに数多くのマクロビオティックのコンテンツやイベントを企画。また農・文化・手仕事をキーワードとした企画展や、イベントも手がけている。2011年には「オーガニックベース 福島こどもたべもの便」を立上げ、いわきの幼稚園や南相馬の障害 者施設への支援を続けている。
http://www.organic-base.com