種市は日本に流通する1%にも満たない
在来種・固定種の野菜(=古来種野菜)に
焦点をあてたイベントです。
世界に誇る日本の野菜の多様性と
種を守り続けている農家の営みを
一人でも多くの方に伝えたいという想いで
2013年の春から始まり、今回で6回を数えます。
今回の種市のテーマは
「台所から、たねを蒔く」です。
今、古来種野菜を育てる農家が圧倒的に少ないのは、
種採りの作業の大変さもありますが、
最大の要因は、「売り先がない」という現実です。
「流通」がない。
それはつまり、「食べる人がいない」という
現実とイコールです。
私たちは、古来種野菜を買い、
料理すること種を継ぐことができる。
私たちの日々の台所に
個性豊かな野菜が登場する豊かさは、
農家が自ら種を採り、種を蒔く風景、
美しい野菜の花が咲き誇る畑の風景と
まっすぐにつながっています。
種市が、種の畑と繋がりを紡ぐ
きっかけになりますように。
皆様のお越しを心からお待ちしております。
種市共同ディレクター
warmer warmer 高橋一也
ORGANIC BASE 奥津爾
warmerwamer
上海華東師範大学を卒業後、調理師として勤務するなか「有機野菜」と出逢う。 1998年 自然食品小売業(株)ナチュラルハウスに入社。 店舗統括、販売企画、青果バイヤー等から取締役へ就任。 2011年3月の東日本大震災をきっかけにwarmerwarmerとして独立。 現在は日本全国の有機農業生産者・関連団体と連携、固定種・在来種野菜の普及事業を構築するために邁進中。 著書『古来種野菜を食べてください』
http://warmerwarmer.net
ORGANIC BASE
2003年に吉祥寺にて奥津爾・典子の夫婦で立ち上げる。
現在は、雲仙・吉祥寺・福島の3拠点で活動。
「台所から人生が創られる」という信念を持って、全国各地で料理教室を企画。子育てや食と健康に関する書籍や動画を企画制作。「子育てのきほん」や「マクロビオティック」のオンライン講座も開講。福島では、食堂ヒトトを運営している。
2013年から古来種ファーマーズマーケット「種市」を主宰、また雲仙では岩崎政利さんや地元の若手農家とともに「雲仙 たねをあやす会」を結成し、種を次代へ継ぐ活動続けている。
http://www.organic-base.com
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