会 場|雲仙観光ホテル[地図]
定 員|90名
参加費|21,000円(1泊3食・税込)
現地集合となります。アクセスは地図をご参照ください。
受付は終了いたしました
- お子さん連れの場合は、0才~2才までは無料、3才~12才は参加費の50%です。ただしベビーシッターはおりませんのでご協力お願いいたします。なお、お部屋と席の関係上、お子さまの参加は20名までとさせていただきます。
- 食事は魚と野菜中心です。アレルギーの場合はお書き添えください。
- お一人で参加の場合は、相部屋になりますのでご了承ください。
主 催|雲と人
雲仙在住の若手デザイナーと若手農家など6人で結成した任意団体。
コンセプトは「100年前の祖先と、100年後のこども達と共に、今の雲仙を考える。」自然と文化が高次元で融合した雲仙。その宝に様々な角度から光をあてることで100年後に繋がる新しい価値を創造していきたい。
スケジュール
1/31
13:45
14:00
岩崎政利×山根成人×江頭宏昌
16:30
根本きこ×奥津典子
18:00
池松健×田村和大×宮本雅之×山田一生×桑原広樹
19:30
1/31
morning
9:00
11:00
13:00
15:00
17:00
- 食事はすべて、雲仙観光ホテル・料理長 山本晋平シェフによる在来野菜をつかったメニューとなります。お楽しみに!
- 会場までのアクセス方法は、地図ページにあります。
岩崎政利長崎県
1950年、長崎県生まれ。30年ほど前から有機農業に切り替え、しずつ野菜の自家採種を始める。現在では50種類以上の野菜の種子を採っている。NPO法人・日本有機農業研究会 種苗部の幹事を務める。2006年にはイタリアで行われた「テッラマドーレ(世界生産者会議)」に参加、「種子資源 種子の未来~農民自らが自家採取する事の意義について~」を発表。2010年に名古屋で開催された世界生物多様性会議(COP10)では「生物多様性をめぐる状況と課題-種(たね)と味の多様性を守ることの重要性について」を提言。農民の手による自家採種と、在来種や固定種を中心とした種子のネットワーク運動を広げている。また、「スローフード長崎」の代表でもある。著書『岩崎さんちの種子(たね)採り家庭菜園』(家の光協会)『つくる、たべる、昔野菜』(新潮社)
江頭宏昌
山形大学農学部教授
1964年福岡県北九州市生まれ。1990年京都大学大学院農学研究科修了。同年に山形大学農学部助手。2001年より助教授、2015年より現職。農学博士。専門は植物遺伝資源学。「野菜の在来品種は生きた文化財であり、その保存が急務である」という故・青葉高博士の考えに共鳴し、山形県内外の在来作物の研究や保存活動などに積極的に取組んでいる。山形在来作物研究会会長、エダマメ研究会代表。主な著書など:『植物遺伝育種学実験法』(分担執筆、朝倉書店)、『どこかの畑の片すみで』(共著、山形大学出版会)、『伝統食の未来』(共著、ドメス出版)、『おしゃべりな畑』(共著、山形大学出版会)、『ユーラシア農耕史第5巻 農耕の変遷と環境問題』(共著、臨川書店)、『地球環境学事典』(共著、弘文堂)、『焼畑の環境学』(共著、思文閣)、『火と食』(共著、ドメス出版)、『種から種へつなぐ』(共著、創森社)など。
山形在来作物研究会
山根成人
1942年生れ。東京教育大学文学部中退。家業の洋服業従事。1982年より百姓志願。1985年より自家採種開始。除虫菊保存会主宰。2003年より「ひょうごの在来種保存会」代表。著書「種と遊んで」現代書館
根本きこ
主婦。沖縄北部のやんばるの森のなかで、家族や動物たちと暮らす。 「食・家・教育の自給」を模索中。 雑誌「天然生活」、沖縄の新聞「琉球新報」など、連載中。
奥津典子
1974年生。東京と長崎育ち。学習院大卒。現在は雲仙市在住。家族は夫と3児、猫3匹。2003年に夫・爾(ちかし)と「オーガニックベース」を東京吉祥寺に立ち上げる。著書は「organic base 朝昼夜のマクロビオティックレシピ」(河出書房新社)など多数
http://www.organic-base.com/
池松自然農園福岡県
1979年福岡県福岡市生まれ。神戸大学工学部卒業後、海外建設コンサルタント会社にて河川計画の技術者として勤務。長女が生まれたことを機に家族と一緒に過ごす時間を求め退職し農業を志す。福岡の有機農家で研修後、福岡市西区にて少量多品目の野菜栽培(無農薬・無肥料)、平飼いの採卵養鶏を始める。直感的に鍵は「種」であると思い、固定種・在来種のみの野菜を栽培。九州の若手種採り百姓集団をつくるべく活動中。
http://www.ikematsu-noen.jp/
田村和大岩手県
種採り百姓。岩手県盛岡市出身。 固定種・自然栽培コズミック・エナジー代表 種を自家採種する任意団体コズミック・シード代表 2011年3月より固定種・自然栽培に取り組む(木村秋則式自然栽培塾入塾)。東日本大震災時、物流が止まり種や農業資材などが手に入らない状態に現代農業の危機感を感じ「自ら栽培する野菜の種は採る」、「自然を生かした栽培に取り組む」を意識し百姓をしている。岩手の在来種を探しながら固定種・在来種の普及活動・種採りワークショップなど開催。
宮本農業│宮本雅之千葉県
1976年兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学卒業後、IT系・不動産会社にて法人営業。脱サラ後、東京で「小糸在来」大豆を食する機会に恵まれ、その風味に感動。これを機に様々な在来種・固定種の強い個性や風味に惹きこまれる。種採り有機農家・林重孝さんの農園(千葉県佐倉市)にて研修、野口種苗研究所の野口勲さんの固定種講座などを経て、2011年、小糸在来の故郷である千葉県君津市に移住して就農。
http://seedsaving.jp
かえるすたいる〜Yamada野菜│山田一生鹿児島県
「かえるが好きだ。かえるの鳴き声が聞こえてくる、そんな環境を守りたい。」都市部での生活に違和感を覚え、垂水市へ移住。農家民宿や地域の生き物を守る活動をしながら、自宅の納屋で「種の交換会」など様々なワークショップも開催している。
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp
高谷裕治│蒜山耕藝岡山県
2012年6月、桑原広樹・高谷裕治・高谷絵里香の3人で「蒜山耕藝」を結成。翌年4月に「合同会社 蒜山耕藝」を設立。岡山県の蒜山で農薬と肥料を使わず自然のリズムと調和して作物をつくり、自家農産物を原料に加工品も手がけている。土地と季節に合ったものを作ることを大前提に、食卓から作付けを考え「食べたいものをつくる」が大きなテーマ。2014年12月には住まいと農場の近くに「蒜山耕藝の食卓 くど」をOPEN。蒜山耕藝の作業場であり大切な食卓をどなたにでも来ていただける「開いた」場にしている。 http://hiruzenkougei.com/
雲仙観光ホテル・山本晋平料理長
1977年生まれ。雲仙観光ホテル洋食料理長。元二期倶楽部 洋食メインダイニング料理長。東京やドイツのレストランで経験を積んだ後、自家菜園と広大な敷地を持つリゾートホテル「二期倶楽部」で料理のみならず農業も経験。2012年6月雲仙観光ホテル入社。2013年には、ホテルの契約農場で自然農園を始める。島原半島の美味しい湧水と豊かな土壌で大切に育てられた味わい深い野菜や近海の魚介などで作るこの土地でしか食べれない新しいスタイル「雲仙キュイジーヌ」にこだわり、日々取り組んでいる。