種市

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根本きこ×奥津典子「私たちの台所論」

種の問題を突き詰めると、最後は「流通」と、そして「誰が農家を支えるか」という壁に突き当たります。結局、種と農を支えるのは、「台所と食卓にいるはずの国民」しかいない。例え1%でも日本の台所が変われば、多くの種は守られます。種だけはなく、消滅に瀕した日本の一次産業は劇的に変わる。農の危機、種の危機とは、すなわち台所の危機なのです。競争が激化し、効率最優先の現代社会で、誰もが台所にかける時間と手間を失いつつあります。このまま私たちは「仕方ない」と「忙しい」に飲み込まれていくしかないのでしょうか。 今回、種市では台所にいる姿が浮かぶ二人の女性、根本きこさんと奥津典子さん に登場してもらうことにしました。街を離れ、沖縄 で、雲仙で家庭の台所に立 ち続ける二人。奇しくも同じ1974年生まれで、第3子を出産したばかりという彼女達の対話から、これからの私たちの台所の在り方を考えたい。それは大袈裟でなく「日本の未来」そのものだと思うのです。

定員に達しました。

日 時|12月6日(日)13:00-15:30
会 場|東急百貨店吉祥寺店 2階北側テラス
定 員|100名(先着順でお席ご用意しております。)
料 金|2500円

根本きこ

根本きこ

主婦。沖縄北部のやんばるの森のなかで、家族や動物たちと暮らす。 「食・家・教育の自給」を模索中。 雑誌「天然生活」、沖縄の新聞「琉球新報」など、連載中。

奥津典子

奥津典子

1974年生。東京と長崎育ち。学習院大卒。現在は雲仙市在住。家族は夫と3児、猫3匹。2003年に夫・爾(ちかし)と「オーガニックベース」を東京吉祥寺に立ち上げる。著書は「organic base 朝昼夜のマクロビオティックレシピ」(河出書房新社)など多数
http://www.organic-base.com/