農をめぐる男たちのタネ会議。
全国から集まった若手種どり農家と共にタネを考える公開ディスカッション。日本政府が指向するのは、全く逆の大規模農業。消費税増税、輸送費の高騰、デフレ、続く異常気象と逆風だらけの最中、いま、彼らは何を想いタネを継いでいるのか、そこに希望はあるのか。毎回白熱する、事前打ち合せなし、予定調和なしの本音トーク。今回は2回同じメンバーで開催します。単発のご参加も大歓迎ですし、両方のご参加もオススメです。多面的かつ濃厚な発見があると思います。種を未来に繋げるために僕らに何ができるのか、共に考えていきませんか。なお、「男たちの」と題しておりますが、女性聴講者も勿論大歓迎です。
当日券あります。
開始10分前までに、
直接会場にお越し下さい。
PART1:
日 時|12月5日(土)18:30-21:00
会 場|食堂ヒトト
定 員|50名(先着順でお席ご用意しております。)
料 金|2500円
PART2:
日 時|12月6日(日)18:30-21:00
会 場|食堂ヒトト
定 員|50名(先着順でお席ご用意しております。)
料 金|2500円
田村和大岩手県
種採り百姓。岩手県盛岡市出身。 固定種・自然栽培コズミック・エナジー代表 種を自家採種する任意団体コズミック・シード代表 2011年3月より固定種・自然栽培に取り組む(木村秋則式自然栽培塾入塾)。東日本大震災時、物流が止まり種や農業資材などが手に入らない状態に現代農業の危機感を感じ「自ら栽培する野菜の種は採る」、「自然を生かした栽培に取り組む」を意識し百姓をしている。岩手の在来種を探しながら固定種・在来種の普及活動・種採りワークショップなど開催。
池松自然農園福岡県
1979年福岡県福岡市生まれ。神戸大学工学部卒業後、海外建設コンサルタント会社にて河川計画の技術者として勤務。長女が生まれたことを機に家族と一緒に過ごす時間を求め退職し農業を志す。福岡の有機農家で研修後、福岡市西区にて少量多品目の野菜栽培(無農薬・無肥料)、平飼いの採卵養鶏を始める。直感的に鍵は「種」であると思い、固定種・在来種のみの野菜を栽培。九州の若手種採り百姓集団をつくるべく活動中。
http://www.ikematsu-noen.jp/
宮本農業│宮本雅之千葉県
1976年兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学卒業後、IT系・不動産会社にて法人営業。脱サラ後、東京で「小糸在来」大豆を食する機会に恵まれ、その風味に感動。これを機に様々な在来種・固定種の強い個性や風味に惹きこまれる。種採り有機農家・林重孝さんの農園(千葉県佐倉市)にて研修、野口種苗研究所の野口勲さんの固定種講座などを経て、2011年、小糸在来の故郷である千葉県君津市に移住して就農。
http://seedsaving.jp
かえるすたいる〜Yamada野菜│山田一生鹿児島県
「かえるが好きだ。かえるの鳴き声が聞こえてくる、そんな環境を守りたい。」都市部での生活に違和感を覚え、垂水市へ移住。農家民宿や地域の生き物を守る活動をしながら、自宅の納屋で「種の交換会」など様々なワークショップも開催している。
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp
高谷裕治│蒜山耕藝岡山県
2012年6月、桑原広樹・高谷裕治・高谷絵里香の3人で「蒜山耕藝」を結成。翌年4月に「合同会社 蒜山耕藝」を設立。岡山県の蒜山で農薬と肥料を使わず自然のリズムと調和して作物をつくり、自家農産物を原料に加工品も手がけている。土地と季節に合ったものを作ることを大前提に、食卓から作付けを考え「食べたいものをつくる」が大きなテーマ。2014年12月には住まいと農場の近くに「蒜山耕藝の食卓 くど」をOPEN。蒜山耕藝の作業場であり大切な食卓をどなたにでも来ていただける「開いた」場にしている。 http://hiruzenkougei.com/
高橋一也
warmerwarmer代表
多方面より「種」のプロデュースを行い、先祖から受け継いできた野菜の歴史を途絶えさせないこと、種が大切だということを多角的に伝えている八百屋
http://warmerwarmer.net/
奥津爾
オーガニックベース代表/ヒトトオーナー
東京都出身。学習院大学経済学部卒業後、薬物依存症のシンクタンク勤務を経て、2003年夏に「オーガニックベース」を、2007年春にマクロビオティックのカフェ「ベースカフェ(現ヒトト)」を立ち上げる。農・文化・手仕事をキーワードとした企画展や、イベントも手がけている。種市共同ディレクター。
http://www.organic-base.com/