長崎・雲仙で50種を超える種の自家採種を行いながら農を営む岩崎政利さん。農業の近代化を背景に消え失せようとしている種をどうやって守り、次代へ受け継いで行こうとするのか。
第一部では、岩崎さんの種を継ぐべく地元の若手農家を中心に結成した「雲仙 たねをあやす会」の取り組みを紹介。
第二部では岩崎さんから、岩崎さんの種に対する想い、そしてこれからの農の在り方について、お話を。そして第三部では、全国の若手採り農家と岩崎さんの対話の時間を取りたいと思います。
第一部|「雲仙たねをあやす会」の活動報告(話:奥津爾)
第二部|岩崎政利さんのお話
第三部|岩崎政利さんと若手種採り農家の対話
ENTORY
申し込みは終了しました。日 時│2/3(土)18:00-20:30
会 場│キチム
入場料│3,000円(ワンドリンク付き)
定 員│70名(先着順で予約受付)
キャンセル待ち受付中
お子さま連れは……
首がすわってから1歳未満のお子さん連れ可。(クラス中、抱っこorおんぶが可能な赤ちゃん)
歩けるお子さん連れはご遠慮ください。 長時間のクラスにつき合わせるのはかわいそうです。なお、「参加したい!」という意思のある小学生高学年以上のお子さんは大歓迎です。(申し込みの際はお子さんも一人分としてお申し込みください)
岩崎政利
1950年、長崎県生まれ。30年ほど前から有機農業に切り替え、しずつ野菜の自家採種を始める。現在では50種類以上の野菜の種子を採っている。NPO法人・日本有機農業研究会 種苗部の幹事を務める。2006年にはイタリアで行われた「テッラマドーレ(世界生産者会議)」に参加、「種子資源 種子の未来~農民自らが自家採取する事の意義について~」を発表。2010年に名古屋で開催された世界生物多様性会議(COP10)では「生物多様性をめぐる状況と課題-種(たね)と味の多様性を守ることの重要性について」を提言。農民の手による自家採種と、在来種や固定種を中心とした種子のネットワーク運動を広げている。また、「スローフード長崎」の代表でもある。著書『岩崎さんちの種子(たね)採り家庭菜園』(家の光協会)『つくる、たべる、昔野菜』(新潮社)